
「外壁塗装を考えているけれど、屋根も一緒に塗装した方がいいの?」
「費用が高くなりそうだから別々にやろうかな」
このようなご相談をいただくことがあります。
結論からお伝えすると、屋根と外壁の劣化状況に大きな差がない場合は、同時に工事を行うことをおすすめします。
実際に、多くのお客様が屋根塗装と外壁塗装を同時に施工されています。
今回は、屋根塗装と外壁塗装を同時に行うメリットや注意点について、専門業者の視点から詳しく解説します。
なぜ屋根と外壁は同時施工が多いのか

屋根も外壁も、日々紫外線や雨風にさらされています。
そのため、築10年前後になると、屋根と外壁の両方に劣化症状が見られるケースが少なくありません。
外壁だけを塗装しても、数年後に屋根工事が必要になれば再び足場を設置することになります。
結果として、総額が高くなってしまう場合があります。
メリット① 足場代を節約できる
同時施工の最大のメリットは足場代です。
外壁塗装でも屋根塗装でも、安全に作業を行うためには足場の設置が必要です。
一般的な住宅の場合、足場代だけでも10万円〜25万円程度かかることがあります。
例えば、
・今年 外壁塗装
・3年後 屋根塗装
という場合、足場代を2回支払うことになります。
一方で同時施工であれば、足場設置は1回で済みます。
長期的に見ると大きなコスト削減につながります。
メリット② メンテナンス時期を揃えられる
屋根と外壁を別々に施工すると、次回のメンテナンス時期もバラバラになります。
すると、
「外壁はまだ大丈夫だけど屋根は塗り替え時期」
という状況になりやすくなります。
同時施工であれば次回の点検やメンテナンス計画も立てやすくなります。
住まいの維持管理がしやすくなる点も大きなメリットです。
メリット③ 建物全体の美観が向上する
外壁だけがきれいになっても、屋根の色あせや劣化が目立つ場合があります。
逆に屋根だけ塗装しても、外壁が傷んでいれば建物全体の印象は改善されません。
屋根と外壁を同時にリフォームすることで、住まい全体に統一感が生まれます。
また、色の組み合わせも一緒に検討できるため、デザイン面でも満足度が高くなります。
メリット④ 劣化箇所をまとめて確認できる
塗装工事の際には建物全体を点検します。
そのため、
・屋根材の劣化
・棟板金の浮き
・コーキングの劣化
・外壁のひび割れ
・雨樋の不具合
なども同時に確認できます。
早期発見によって、大掛かりな修繕を防げる場合もあります。
屋根塗装が必要なサイン

次のような症状が見られる場合は、屋根塗装を検討する時期かもしれません。
- 色あせ
塗膜の劣化が進行しているサインです。
- コケやカビの発生
防水性能が低下している可能性があります。
- 塗膜の剥がれ
屋根材が直接ダメージを受けやすくなります。
- 棟板金の浮き
台風や強風で飛散する危険もあります。
屋根は普段見る機会が少ないため、定期的な点検がおすすめです。
外壁塗装が必要なサイン

外壁では次のような症状に注意しましょう。
- チョーキング現象
壁を触ると白い粉が付く状態です。
- ひび割れ
雨水侵入の原因になることがあります。
- コーキングの劣化
防水性能低下につながります。
- 色あせ
塗膜の保護機能が弱くなっている可能性があります。
同時施工をおすすめできないケース
必ずしも全ての住宅で同時施工が最適というわけではありません。
例えば、
・屋根が金属屋根で状態が良い
・数年前に屋根のみ塗装済み
・屋根材の交換が必要な状態
などの場合は、工事内容を分けた方が良いこともあります。
大切なのは建物の状態を正しく診断することです。
まとめ
屋根塗装と外壁塗装を同時に行うことで、
・足場代を節約できる
・メンテナンス時期を揃えられる
・建物全体の美観が向上する
・劣化箇所をまとめて確認できる
といった多くのメリットがあります。
ただし、建物によって最適な工事内容は異なります。
まずは現在の状態を確認し、必要なメンテナンスを見極めることが大切です。
晴家ホームでは、飯能市・入間市・狭山市を中心に屋根・外壁の点検やご相談を承っております。
お住まいの状態が気になる方は、お気軽にご相談ください。